人は自分の定義で可能性を限定する、恋愛は無限だけど
慈悲は人間の心を持ち、憐憫は人間の顔を持つ。愛は人間の聖なる姿であり、平和は人間の衣装である。
ウィリアム・ブレイク
真理は、その正反対も同じく真理である。言いかえれば、つねに真理は、それが一面的である場合にのみ口に言われ、ことばの衣装に包まれることが出来る。
ヘルマン・ヘッセ
運命と運命をとりまく衣装は、人生を一幕の芝居にする。上演が進むに従って、いちばん律儀な人間も、ついには自己の意思に反して役者にさせられてしまう。
セバスチャン・ロッシュ・シャンフォール
考えるということは、答えを求めるということじゃないんだ。考えるということは、答えがないということを知って、人が問いそのものと化すということなんだ。どうしてそうなると君は思う。謎が存在するからだ。謎が謎として存在するから、人は考える、考えつづけることになるんだ。
池田晶子
「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。体でなければ、心でもない。ないないづくしで、どこにもない。それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。ないけれどもある。あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。
池田晶子
恋愛相談結婚
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