恋愛成就は祈りだけではなく日々の思考の活性化、結婚相談
近年、女性たちの間で大人気となっているのが出雲大社巡り。
東京から寝台列車「サンライズ出雲」に乗って、一路約12時間。出雲大社を目指す女性が急増しているそうです。
東京から出雲に向かうサンライズ出雲は乗客の7割が女性だと言われ、別名「女子会寝台」とも呼ばれているほど。とくに金曜日の夜10時になると、仕事帰りの女性たちで東京駅9番線ホームは大混雑するそうです。
でもなぜ現代の女性たちはこぞって出雲大社に向かうのでしょうか。ここではそんな多くの女性たちを惹きつけてやまない出雲大社の魅力についてご紹介してみたいと思います。
出雲地方というのは日本を代表する神々の里。そのいわれは古く、私たち日本人の遠い遠い祖先の頃からといわれています。
旧暦では10月のことを「神無月」といいますよね。ではなぜ10月は「神が無いのか?」いうと、それは日本全国におわす神々が出雲に集結する月だから。だから出雲地方だけは10月のことを「神在月」と呼ぶそうです。
平安時代の「奥義抄」という書物には、神々が出雲に集うことが書かれているそうです。また民間伝承では、出雲に集った神々が酒造りや縁結びについて合議するとされています。
旧暦では10月、いまの暦の11月になると、出雲地方では神々を迎える「神迎祭」や「神在祭」、そしてまた各地へと帰る神々をお見送りする「神等去出祭」が行われます。
伝統ある出雲大社がとくに女性たちからの人気を集めているのは、古くから「縁結びの神様」と言われているから。出雲大社というのは日本を代表する縁結びの神様なのです。
「縁結び」といっても、恋愛や結婚といった男女の「縁」だけではありませんよ。私たちの周りの世界は、すべてが「縁」によって結ばれているもの。良縁を願えば、人生がより豊かに幸福なものになるといわれているのです。
出雲大社のお土産の定番としては、紅白の絹糸が束ねられた縁結びの縁起物「縁結びの糸」がオススメ。ほかに「幸せの鈴」なども是非、ゲットしておきたいですね。
人生の良き伴侶となるお相手との縁結びだけでなく、仕事や友人など、さまざまな面の「良縁」を祈ることができる出雲大社。神々の里で良縁を願えば、きっとより深みのある人生を送ることができるのではないでしょうか。
サンライズ出雲は毎晩午後10時に東京駅を発車します。とっても人気があるのでご予約はお早めに!
日本で生活しているからには、一生に一度は「神々の里」出雲を訪れて、神聖な気分を味わい、良縁を祈願したいものですね。
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